喪中ハガキ

「喪に服する」そんな言葉が、希薄になる平成の時代で
すが、遡ること、明治7年に忌服令が出され現在に至っ
ていますが昨今は、葬儀を出された身内の方も初七日が
過ぎれば、社会生活に復帰するのが通例になっています。
しかし現在でも、葬家では「喪中ハガキ」を出す慣習が残
っています。
良く聞かれるのが、自分から見て、兄弟姉妹、両親の
兄弟の場合、両親の親(叔父、叔母)の場合、「喪中
ハガキを出すべきかと」聞かれることがあります。
目安は二親等以内ではなでしょうか。
明治7年に忌服令が発布した時代は、二世帯あるいは
三世帯が同居していたので、「家として喪に服する」
ことが多くありました。
現在では、核家族化によりお付き合いの内容も変化
しています。
親しいお付き合い等の内容や、心情を考慮し、近親者
に相談し決めて頂ければと思います。

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私の会社でも、この時期、葬儀を施行させて
頂いた遺族の方に「喪中ハガキ」を
無料で作成サービスを行っています。
先月末に年賀状が販売されて、
「喪中ハガキ」の作成がピークを迎えています。
遺族の方々は、少しづつ愛する故人と惜別の
悲しみから、普通の生活に戻る準備を進める
時期でもあります。

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  最近の喪中ハガキも
  白黒から、カラー印刷の
  喪中ハガキも
  増えています。
  枚数は平均100枚以下が
  50枚前後が最多です。