葬儀 自分葬(6)

今日から、数回に分けて北方ジャーナルに
掲載された記事を掲載させて頂きます。
自分葬を考えている方の参考になれば幸いです。

THE HOPPO JOURNAL 20078

21世紀の供養はどこへ―「お盆」に葬儀・法要のこれからを考える
広がり見せる「自分葬」
―儀式に命を吹き込む“弔う心”―
  “型にはまらぬ”供養を提唱して十年 「現代北の葬儀研究会」
鈴木全明さんに聞く

 遺骨の一部―まさに故人の一部を、粉骨にしてセラミックで固形化し、名前や好きな言葉などを刻んでプレートに加工する。この「エターナルプレート」は、見た目には人間の遺骨でできていることがわからない。インテリアとして家庭の中に溶け込んでしまし、それこそ「いつでも」供養できる。
 「『ミニカロート』は、字のごとく小さな(ミニ)骨壺(カロート)です。
これも、ぱっと見はカロートとは思えないデザインで、居間のサイドボードの上に置いてあっても奇異に感じません。毎日の生活の中で、いつでも故人と触れ合うことができるわけです。あるいは、ほんとに四六時中肌身離さず、一緒に過ごすことのできる形見が欲しいという人には、『カロートペンダント』『ブレスレット』などをお勧めしています。1103ef97.jpeg

これは、微量のお骨を入れた装身具。こうなるともう、敢えて教えない限り誰もお骨と思いません。文字通り、いつでも一緒。供養の気持ちを失わないだけでなく、故人が見守ってくれているという思いを持つこともできる」

 ミニカロート、ペンダントとともに、一万円台から10万円台まで、仕様のさまざまな製品が全国に流通し始めている。こうした供養のバリエーションが増えたのは、まさに消費者の需要があったからだと鈴木さんは言う。537b5747.jpeg

「だから、業者の側から仕掛けたものの中には、あまり定着しなかったものもあります。段ボール製の『エコ棺』や遺品を模した『木製副葬品』などは、それほど普及しませんでした。現在は過渡期でもあって、これからもいろいろなものが出てくるでしょう。私としては、故人やご遺族の声に応えられる範囲で、できるだけ調査・研究していきたいと思ってます。業者にとっては、今はまだ試行錯誤の段階と言えるでしょうね」  次回に続く