海洋散骨

海洋散骨
小樽沖で海洋散骨を行って早6年になります。
多くは、道内在住の方がですが、関西、関東の方が小樽沖で海洋散骨を行った事もあります。
私が海洋散骨をお世話させて頂いた海域は、舟での散骨が多く小樽沖、函館沖、室蘭沖、東京湾の相模沖、大阪の紀伊水道、福岡の博多湾、沖縄
石垣島と全国に渡ります。
北海道の方は、考え方も開放的なせいか古い慣習に捕らわれず散骨
行っています。
飛行機では、宗谷沖で行いました。
この記事を見て、簡便に散骨が出来るとは思わないでほしいと思います。
道路は利用する方の共用です。
海も同じです。多くの方々の理解とご協力があるからこそ、実現されているのですから、「お陰様」での気持ちは忘れてほしくないと思います。
良く散骨は「違法」と言われますが、モラルと節度、弔いの儀式などが
損なわないように行われる範囲での散骨は違法ではありません。
墓埋法が出来たとき(昭和23年)散骨と言われる葬送儀礼は想定に無かったと言われています。
散骨は焼骨を粉にし自然の野山、海、川に還す葬送儀礼です。
当社の会員の方にも自然に還る散骨を望む方が多くいます。
これからも偲ぶ心、弔う心を大切にした海洋散骨を行いたいと思う日々です。